筋トレがくれる“心のリセット”
この1年、私は毎朝、仕事前にジムに通っている。
だいたい1時間。軽く汗をかいて、シャワーを浴びて出勤。
このルーティンを始めてから、心が大きく変わった。
筋トレをすると、気持ちが病まない。
いや、正確に言えば、「病みそうになっても、朝リセットできる」。
どうでもいいことにくよくよしない。
人間関係の悩みも、「まあ、いいか」と思える。
むしろ、筋トレ中にふと「それって見方を変えれば簡単じゃん」と気づけることすらある。
要は、朝に体を動かすことで、“心のバランス”が整うのだ。
そんな日々を1年以上続けていると、思わぬ副作用がある。
……ジムで、店員と間違えられる。
エアコンの温度調整、備品の補充、果ては設備の文句まで。
「いや、自分ただの会員なんですけど」と笑うしかない。
たぶん、毎朝いて、黙々とメニューをこなしているからだろう。
最近では、ワイヤレスイヤホンをして運動するようにしている。
“話しかけないでくださいオーラ”を出すためだ。
……でも昨日、感じたんですよね。
私の背中越しに、「話しかけたい人がいる」っていうオーラ。
イヤホンをしていても、感じるときってあるんです。
そのとき、少しだけ心の中で謝りました。「ごめん、店員じゃないんです」。
それでも、明日もジムに行きます。
筋トレは、もはや私の“精神衛生”だから。