「え、また検査するの?」「そんなに必要ある?」
年に一度、胃カメラと大腸カメラを受けていると、そんなふうに聞かれることがあります。
でも、僕にとってこれは面倒な義務ではなく、未来への投資なんです。
自覚症状がないからこそ「見ておく」
胃がんや大腸がんは、自覚症状が出にくいがんです。
「なんとなく胃の調子が悪いな」「便秘ぎみかも」
そのレベルでは、すでに進行しているケースも少なくありません。
逆に、内視鏡検査でしか見つからない初期病変もある。
ポリープ、小さな炎症、異常な粘膜の変化。
それを見逃さずに済むのが、年に一度の定期検査の力です。
ポリープは、できるものだと思っている
大腸ポリープ、実際に見つかったことがあります。
内視鏡検査中にそのまま切除。これが、がん予防そのものになったと医師に言われました。
「何もなかった」より、「あっても早期で取れた」のほうがよほど価値がある。
そんなふうに、今ではポジティブに捉えています。
胃腸は心の鏡でもある
忙しい日が続いたとき、ストレスが溜まったとき、
胃が荒れていたり、腸の動きが悪くなっていたりする。
胃カメラや大腸カメラで、身体の中を見える化することで、
生活習慣やメンタルの振り返りにもなる。
僕にとっては、いわば「年に一度の健康棚卸し」です。
「何もない」の確認こそが安心
健康診断は見つけるためというより、
「何もない」と確認するためのもの。
体の中に不安を放置したまま日々を過ごすより、
プロの目で診てもらって、「異常なし」と言われる安心感の方がずっといい。
健康は、ルーティンで守る
「具合が悪くなってから病院に行く」のではなく、
「悪くならないように調べておく」ことの意味。
面倒に感じるかもしれないけれど、
胃カメラと大腸カメラを毎年受けることで、
僕は安心を得ている気がしています。
誰のためでもない、自分のために。
先週、検査予約を入れました。
ジムや山歩きも健康に繋がる大切な習慣ですが、
身体の内側を「定点観測」することも、
パフォーマンス維持に欠かせないと思っています。