出社時間から飲み会事情まで
はじめに
就活中の皆さん、面接で「職場の日常」について質問するのは難しいですよね。仕事内容やキャリアについては積極的に聞けても、些細な職場事情はなかなか聞きづらいもの。
今回は、社会人になる前に知っておきたい4つの職場事情を、ブラック企業・ホワイト企業・公務員に分けて解説します。就活生必見の「職場のリアル」をお届けします。
1. 出社時間の真実
ブラック企業の場合
- 面接で伝えられた時間より30分~1時間早い出社が暗黙のルール
- 前日深夜まで働いた社員が遅刻する光景も日常茶飯事
- 「早く来て当たり前」の風潮があり、定時出社では目立ってしまう
ホワイト企業の場合
- 30分前出社が主流だが、個人の裁量に任されている
- フレックス制やリモートワークを導入している会社も
- 業務効率が良ければ定時出社でも問題なし
公務員の場合
- 教職員は7時前、警察官は6時半など職種による
- 官公庁は30分前~定時出社と比較的ゆとりがある
- 時間厳守が求められるが、過度な早出はない
2. お昼休憩の実態
ブラック企業あるある
- デスクで仕事しながらの「ながら食事」が常態化
- 休憩時間自体が取れない、または極端に短い
- 睡眠不足の社員が休憩時間に仮眠を取ることも
ホワイト企業の特徴
- 社内食堂や近隣レストランでしっかり1時間休憩
- 昼寝や読書など個人の過ごし方を尊重
- 緊急時以外は休憩をきちんと取れる環境
公務員のランチタイム
- お弁当持参派と食堂利用派が半々
- 窓口業務のある職場は交代制で休憩
- デスクで静かに食事を済ませるスタイルが主流
3. 上司のタイプ別診断
ブラック企業の上司像
- 仕事を押し付けて自分は早帰りするタイプ
- 能力不足なのに威圧的でフォローが大変
- 些細なミスでも感情的に怒鳴る人が多い
ホワイト企業の理想的上司
- 部下の成長を真剣に考えてくれる
- 仕事は厳しいが普段はフレンドリー
- 自身のノウハウを惜しみなく共有
公務員の先輩社員
- 教育係としての経験が豊富
- 比較的穏やかで見守るスタンス
- 新人にも適度な自由度を与えてくれる
4. 飲み会のホンネ
ブラックあるある飲み会
- ストレス発散のため週1回以上開催
- 参加強制・アルハラが当たり前
- 終電過ぎても延長、翌日は通常出社
ホワイト企業の健全な付き合い
- 年4~5回の公式行事のみ
- 参加は任意、早帰りもOK
- お酒好き同士で自主的に開催することも
公務員の飲み会事情
- 忘新年会など年数回が基本
- イベント後の打ち上げはあるが強制ではない
- 私的な飲み会は少なめの傾向
おわりに
職場のリアルな日常は、実際に働いてみないと分からない部分も多いもの。この記事が、皆さんが就職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための参考になれば幸いです。
どの組織にも良い面・悪い面があります。大切なのは、自分がどのような環境で働きたいのかをしっかりイメージし、納得のいく就職活動をすることです。
就活生の皆さん、頑張ってください!