「何を聞かれても大丈夫」な自分になるために
「質問」「逆質問」が怖い——それ、就活生みんな通る道です。
面接を控えると、「何を聞かれるんだろう?」「逆質問って何を言えばいいの?」と不安になりますよね。
でも実は、この“質問”と“逆質問”こそが、あなたの魅力を伝える大きなチャンスなんです。
今回は、就活面接で必ず出てくる「質問」と「逆質問」について、
● なぜ重視されるのか
● どう答えたらいいのか
● 逆質問では何を聞けばいいのか
という観点から、わかりやすくポイントを整理していきます。
■ なぜ“質問”と“逆質問”が大事なの?
🔶理由①:会社への熱意が見えるから
逆質問って、ある意味「自分から質問するプレゼン」みたいなもの。
調べていないとできないし、内容次第で「本気度」が伝わります。
たとえば──
・最近取り組んでいる新規事業についてもっと知りたい
・御社で活躍している若手社員の共通点があれば知りたい
など、具体性のある質問は「ちゃんと調べてきてるな」と好印象です。
🔶理由②:あなたの“人柄”が見えるから
企業は、あなたの「人間性」や「一緒に働くイメージ」を質問から探っています。
例えば、突発的な質問に対して──
・どんな順序で考えるか
・どんな表情やトーンで答えるか
・会話のキャッチボールができるか
といった部分まで、すべてが見られています。
■ 質問に答えるときの3つのポイント
✅① 結論を先に言おう
→ まず答えをはっきり伝えてから、理由や背景を話すと、伝わりやすさが格段にアップ。
✅② 聞かれたことに、正しく答えよう
→ 質問の意図を取り違えないように。「5W1H(誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どうやって)」を意識!
✅③ 表情・声・しぐさも意識しよう
→ 印象の55%は視覚情報(表情・身だしなみなど)で決まるとも言われています。
緊張していても、明るい表情・丁寧な声で印象アップ!
■ 逆質問のコツ:好印象を与える2つの視点
▶ 視点①:前向きな熱意を伝える質問
✅「若手社員がどんなキャリアを歩んでいるか知りたいです」
✅「御社が大切にしている価値観を、現場ではどう体現していますか?」
──このように、「ここで働く自分を想定したうえでの質問」が◎。
▶ 視点②:相手に敬意を持った質問
NG例:
✖「残業は多いですか?」
✖「離職率は高いですか?」
→ デリケートな内容は、表現や聞き方を工夫しましょう。
OK例:
✅「長く働き続ける方が多い印象ですが、どんな理由があると感じますか?」
✅「仕事とプライベートのバランスを取っている社員の方は、どのような工夫をされていますか?」
■ まとめ:自分を偽らず、“伝える力”を磨こう
就活面接の「質問」「逆質問」は、あなたを売り込むためのツールです。
準備が必要なのは当然。でも、台本通りでなく、「その場で考える力」や「会話の姿勢」こそが、面接官の心を動かします。
正解はひとつではありません。
大切なのは、相手の立場を想像して、自分の言葉で語ることです。
あなたらしい答え方で、「一緒に働きたい」と思ってもらえる準備を始めましょう。