高校選びでは、偏差値や通学時間、学校の雰囲気など、多くの情報を比べることになります。
もちろん、入試で合格できる可能性や通いやすさは大切です。しかし、「高校卒業後にどのような道へ進みたいか」を意識すると、学校選びの基準はより明確になります。
今回は、高校選びの前に考えておきたい3つのことを紹介します。
1.卒業後、どのような進路を選びたいか
大学、短期大学、専門学校、就職など、高校卒業後にはさまざまな選択肢があります。
まだ具体的な職業が決まっていなくても、「大学進学の可能性は残しておきたい」「専門的な分野を学びたい」「早く働くことにも興味がある」といった方向性を考えてみましょう。
高校によって、進学に力を入れている学校、資格取得を支援している学校、就職に強い学校など、特色があります。卒業後の選択肢を広く持てるかという視点は、高校選びの大切な基準になります。
2.自分の得意なこと・興味のあることは何か
「好きな教科」や「少し得意なこと」は、将来の進路を考える手がかりになります。
たとえば、理科や数学が好きなら理系分野、英語が好きなら国際系、ものづくりに興味があれば工業系や専門分野のある学校も選択肢になります。
大きな夢がなくても構いません。「苦手ではない」「もっと知りたい」と感じることから考え始めるだけでも十分です。
自分の興味に合った環境を選ぶことで、高校生活の中で目標が見つかることもあります。
3.3年間、前向きに通い続けられるか
高校は3年間通う場所です。入学することだけでなく、卒業まで前向きに学び続けられるかも大切です。
通学時間、校風、学習の難易度、部活動、行事、友人関係など、自分に合った生活を送れそうかを想像してみましょう。
学校説明会やオープンスクールでは、校舎を見るだけでなく、在校生や先生の雰囲気、授業や進路指導の内容にも目を向けることをおすすめします。
「今、決め切れない」ことを焦らない
中学生の段階で、将来の進路を一つに決める必要はありません。
ただ、「何となく」で高校を選ぶのではなく、卒業後の選択肢、自分の興味、3年間の生活を少し考えてみることが大切です。
高校選びは、将来を決めつけるためのものではありません。自分の可能性を広げるための選択です。
次回は、「進路を考えて高校を選んだ人と、考えずに選んだ人の違い」について考えてみます。