日比谷焼打事件が残した教訓。なぜ日本は情報統制へ向かったのか

1905年の日比谷焼打事件は、日本が勝利したと信じていた国民と、現実の外交との間に生じた大きな認識のズレが引き起こした事件でした。 しかし、この事件は単なる暴動では終わりませんでした。 政府や軍に、ある考えを強く印象づけ … 続きを読む

「ウラジオストク」の意味を知ると、歴史の見え方が変わる

「ウラジオストク」という地名を聞くと、多くの人はロシア極東の港町を思い浮かべるでしょう。日本から飛行機で約2時間半という近さもあり、観光地として訪れる人も少なくありません。 しかし、この地名にはロシアの国家戦略を象徴する … 続きを読む

インドネシア独立戦争は、なぜもっと学ばないのだろう。歴史を学ぶ意味を考える

「歴史は過去の出来事を暗記する教科ではない。」 私は、教育に携わる中でそう考えています。 歴史とは、「なぜその出来事が起こったのか」「その後、世界はどう変わったのか」を考える学問です。 しかし、日本の学校教育では、第二次 … 続きを読む

『ヒトラーに屈しなかった国王』を観て考えた

~「勇気」とは、戦うことではなく、信念を貫くことである~ 数年前、『ヒトラーに屈しなかった国王』という映画を観ました。 派手な戦闘シーンが続く戦争映画ではありません。 しかし、観終わったあと、「本当の勇気とは何か」「リー … 続きを読む

歴史を「誇る」ことと「反省する」ことは両立できる。世界史から考える歴史教育

「自分の国の歴史を誇りに思いなさい。」 「歴史の過ちを反省しなさい。」 一見すると、この二つは正反対のように思える。 しかし、世界史を学ぶと、実はどちらも必要だということが分かる。 例えば、大航海時代。 スペイン、ポルト … 続きを読む

写真を撮る前に、私が必ず立ち寄る場所

私は上野動物園へ写真を撮りに行くとき、必ず最初に立ち寄る場所があります。 それは、動物慰霊碑です。 カメラを構える前に、静かに手を合わせます。 「安らかに眠ってください。」 そんな気持ちで、その場を後にします。 この慰霊 … 続きを読む

戦争の記憶を語り継ぐ理由。祖父の兄が残した教訓

「戦争を知らない世代」が増えています。 今年も終戦の日が来ました。 私の家にも、戦争によって人生を奪われた人がいます。 祖父の兄です。 戦前、祖父の兄は洋裁店を営んでいました。 腕の良い職人だったそうです。 しかし、ある … 続きを読む

8月14日、本当に戦争が終わった日「引き返す勇気」を子どもたちに伝えたい

8月15日は「終戦の日」として、多くの人が知っています。 しかし、実際に日本が戦争を終える決断をしたのは、その前日の8月14日でした。 1945年8月14日、政府はポツダム宣言の受諾を最終決定し、昭和天皇は終戦の詔書(玉 … 続きを読む

スポーツに政治を持ち込むべきではない。勝敗よりも大切なものを忘れていないか

野球のWBC、そしてサッカーのワールドカップ。 本来、スポーツは国境や思想を越えて、人々をつなぐものであるはずです。 しかし近年、大会のたびに感じることがあります。それは「スポーツに政治や歴史問題が持ち込まれている」とい … 続きを読む

8月6日に考えたいこと。ジェームズ・キャメロン監督が描こうとしている「原爆」

8月6日は、1945年に広島へ原子爆弾が投下された日です。 毎年この日になると、平和について考える機会が増えます。 そんな中、世界的映画監督であるジェームズ・キャメロン氏が、原爆をテーマにした映画の制作を進めていることを … 続きを読む